KLX250を3年間所有して、約9,000km走りました。
購入したときの走行距離は約3,000km。手放したときには約12,000kmになっていたので、3年間で約9,000km走ったことになります。
私の場合、KLX250はメインバイクではなくサブバイク。ツーリングを中心に、オンロード7割、オフロード3割くらいの使い方をしていました。
下道ツーリングでは1日300~400km走ることもあり、「250ccのオフロードバイクで長距離ツーリングはできるのか?」というところも実際に体験しています。
今回は、そんなKLX250を3年間所有してみて分かった、維持費や燃費、故障・トラブル、ツーリングでの使い勝手、そして良かったところと気になったところを、オーナー目線で本音で紹介します。
KLX250を3年間所有してみた
今回乗っていたKLX250は2014年モデルです。
購入したのは地元のバイクショップで、車両価格は48万円。乗り出し価格は約53万円でした。
購入時の走行距離は約3,000kmと比較的少なく、3年間乗って約12,000kmで手放しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年式 | 2014年モデル |
| 所有期間 | 3年間 |
| 購入方法 | 地元のバイクショップ |
| 車両価格 | 48万円 |
| 乗り出し価格 | 約55万円 |
| 購入時走行距離 | 約3,000km |
| 手放した時の走行距離 | 約12,000km |
| 3年間の走行距離 | 約9,000km |
| 用途 | サブバイク・ツーリング |
| オンロード・オフロード | 約7:3 |
KLX250は軽量な車体とオフロード性能を持ちながら、250ccなので車検がありません。
そのため、街乗りからツーリング、林道遊びまで幅広く使える「遊べるサブバイク」として購入しました。
KLX250の維持費は実際いくら?
KLX250を3年間所有して、維持費としてかかったものをまとめてみます。
250ccクラスなので大型バイクと比べると税金や車検の負担が少ない一方、タイヤやオイルなどの消耗品には当然お金がかかります。
軽自動車税
250ccなので軽自動車税がかかります。
3年間で、
3,600円 × 3年=10,800円
でした。
自賠責保険
自賠責保険は3年間で、
10,710円
でした。
任意保険
任意保険は月額約3,000円。
3年間では、
3,000円 × 36か月=108,000円
になります。
こうして計算すると、任意保険だけでも3年間で10万円を超えています。
オイル交換
オイル交換は、私が利用していたショップでは1回あたり税込2,860円でした。
内訳は、
- オイル:1Lあたり1,600円
- 技術料:1,000円
- 合計:税込2,860円
エレメントまで交換すると、
税込4,730円
でした。
エレメント交換時は、
- エレメント代:約1,200円
- 技術料:約500円
が追加になります。
タイヤ交換
タイヤはDUNLOP D605を使用していました。
交換時にかかった費用は、
- フロント:約12,000円
- リア:約16,000円
- 工賃:約10,000円
- 前後チューブ:約6,000円
合計で約45,000円でした。
正直に言うと、これは少し高かったと思います。
購入したバイクショップで交換してもらったのですが、二輪用品店などで交換していれば、もう少し安くできたかもしれません。
12か月点検
車検は必要ありませんが、12か月点検は受けていました。
費用は、
約12,000円
でした。
車検がないからといって維持費がゼロになるわけではありませんが、250ccのメリットはやはり大きいと感じます。
カスタムしたところ
私が実際に取り付けたのは、リアキャリアとアンダーガードです。KLX250は積載量が皆無なのでリアキャリアは必須だと思います。アンダーガードはZETAのを取り付けました。KLX250には純正のアンダーガードが装着されているが正直小さく物足りない感じ。ZETAのアンダーガードは純正のアンダーガードと比べるとサイズが大きく、エンジン下部をしっかり覆ってくれるので、見た目からして安心感があります。
KLX250の3年間の故障・トラブル
3年間、約9,000km乗ってみて大きな故障はありませんでした。
その中で交換したのがクラッチケーブルです。
クラッチケーブルがほつれて交換
クラッチケーブルがほつれてきたため、交換しました。
費用は約5,000円。
3年間乗って交換した部品としては、今のところこれが印象に残っています。
発進時にごくまれにエンストすることがあった
もう一つ、私のKLX250には少し気になる症状がありました。
エンジンを始動して発進しようとアクセルをひねったとき、ごくまれにエンストすることがあったのです。
ただ、かなり頻度は低く、約9,000km走って3~4回程度。
購入したショップに相談したところ、単気筒エンジンということもあり「かぶりやすい」という説明を受けました。
対策として、Kawasakiのデポジットクリーナーも使用していました。
結果的に、頻繁に発生するようなトラブルではありませんでした。
KLX250の燃費は?3年間乗って分かった実燃費
KLX250の燃費は、個人的にはかなり良かったです。
私の使い方では、
リッター31km前後~
ということが多く、3年間乗っていて30km/Lを下回ることはありませんでした。
もちろん走り方や道路状況によって変わりますが、250ccの単気筒エンジンということもあり、燃費を気にせずツーリングできるのはKLX250の大きなメリットだと思います。
特に下道ツーリングでは燃料代をそれほど気にせず走ることができました。
KLX250でツーリングはできる?
結論から言うと、できます。
私はKLX250を主に下道ツーリングで使用していて、1日300~400kmほど走ることもありました。
高速道路を使わず、下道だけで1日走るようなツーリングでは、KLX250の性能にそれほど不満を感じませんでした。
下道ではパワー不足を感じなかった
KLX250は水冷249cc、24馬力のエンジンです。
数字だけを見ると「250ccだからパワーがないのでは?」と思うかもしれません。
実際に下道を走ってみると、車の流れに乗るには十分なパワーがありました。
もちろん大型バイクのような余裕はありません。
しかし、普通に下道を走っている限り「パワーが足りなくて困る」という場面はほとんどありませんでした。
むしろ軽い車体のおかげで、街中や山道では非常に扱いやすいバイクです。
KLX250は高速道路がきつい?
一方、高速道路に入るとKLX250の弱点が見えてきます。
エンジン的には100km/h巡航もできる感じはありました。
ただ、実際に走っていると私は80~90km/hくらいで走ることが多かったです。
理由はエンジンパワーだけではありません。
車体が軽く風にあおられやすい
KLX250はオフロードバイクなので車体が軽く、重心もやや高めです。
そのため、高速道路で横風を受けると結構あおられます。
大型バイクに乗り慣れていると、特にこの違いを感じます。
「100km/hで走れない」というわけではありません。
ただ、100km/hでずっと走り続けるより、80~90km/h程度で流れに合わせて走ったほうが精神的にも楽でした。
高速道路の追い越しでは250ccらしさが出る
高速道路で前の車を追い越すときには、やはりパワー不足を感じます。
下道では十分な24馬力ですが、高速道路で速度域が上がると、250cc単気筒の限界を感じる場面があります。
そのため、KLX250は高速道路を多用するツーリングより、下道をのんびり走るツーリングのほうが向いていると感じました。
KLX250のシートは硬い?長距離ツーリングは疲れる?
KLX250に乗っていて一番つらかったのが、お尻の痛さです。
これはオフロード系バイク全般に言えることかもしれませんが、シートはかなり硬め。
私の場合、1時間もしないうちにお尻が痛くなることもありました。
そこで、同じポジションで座り続けないように、
- お尻を前後にずらす
- 座る位置を変える
- ときどき立って走る
など、いろいろ工夫しながら乗っていました。
KLX250はシートポジションにある程度余裕があるので、お尻をずらして負担を分散できるのは良かったところです。
ただ、それでも長距離では疲れます。
私の体力では、
1日400kmくらいが限界
という印象でした。
400km走れないわけではありません。
実際に走れます。
ただし、「400km走った後もまだ余裕」という感じではなく、かなり疲れます。
KLX250の足つきは悪い?シート高890mmの実際
KLX250のシート高は890mm。
数字だけ見ると、かなり高いです。
実際、またがってみても「低いバイク」とは言えません。
ただ、シートが細いので、スペックの890mmという数字ほど足つきの悪さは感じませんでした。
また、実際に体重がかかることでサスペンションが沈み込むため、カタログ上のシート高よりは足をつきやすく感じました。
とはいえ、足つきに不安がある人は購入前に実車にまたがって確認したほうがいいと思います。
KLX250の積載性は?ほぼ皆無でした
KLX250でツーリングをするうえで、もう一つ困ったのが積載性です。
ノーマル状態では、
積載性はほぼ皆無。
というくらい荷物を載せる場所がありません。
そこで私の場合は、
- リアキャリア
- リアボックス
- サイドバッグ
を装着していました。

ここまで装備すると、ツーリングで必要な荷物を積めるようになります。
KLX250をツーリングメインで使うのであれば、積載対策はほぼ必須だと思います。
KLX250を3年間乗って分かったメリット
3年間乗って感じたKLX250のメリットをまとめると、次のようになります。
軽くて取り回しが楽
これはKLX250の大きな魅力です。
駐車場での取り回しや、狭い道、Uターンなどでも大型バイクと比べて圧倒的に気楽です。
「ちょっとそこまで」という使い方もしやすいバイクでした。
燃費が良い
私の実燃費は31km/L前後からで、30km/Lを下回ることはありませんでした。
長距離ツーリングでも燃料代を抑えられるので、気軽に走れます。
街乗りでも扱いやすい
車体が軽く、下道では十分なパワーがあるので、街乗りでも非常に乗りやすかったです。
大型バイクでは少し面倒に感じるような場所でも、KLX250なら気軽に入っていけます。
下道ツーリングとの相性が良い
個人的にはここが一番の魅力でした。
高速道路を使わず、下道をつないでツーリングするならKLX250はかなり楽しいバイクです。
ワインディングや山道に入っていっても軽快に走れます。
オンロードとオフロードの両方を楽しめる
私の使用比率はオンロード7割、オフロード3割でした。
普段は普通に下道ツーリングをしながら、気になった林道があれば入っていける。
この「気軽さ」がKLX250の良いところだと思います。


KLX250を3年間乗って分かったデメリット
もちろん良いことばかりではありません。
高速道路は苦手
100km/h巡航自体は可能ですが、風や振動、車体の軽さを考えると快適とは言いにくいです。
シートが硬い
長距離ではお尻が痛くなります。
300~400kmのツーリングは可能ですが、快適性を求めるなら大型バイクのほうが圧倒的に楽です。
長距離では疲れる
私の場合は1日400km程度が限界でした。
KLX250で長距離ツーリングをするなら、休憩を多めに取ったほうがいいと思います。
高速道路の追い越しではパワー不足を感じる
下道では問題ありませんでしたが、高速道路では250ccらしいパワー不足を感じます。
足つきが良くない
シート高890mmなので、やはり足つきは良いとは言えません。
ただし、シートが細いサスペンションが体重で沈み込むのでスペックほど高さを感じませんでした。
積載性が低い
ツーリングで使うなら、リアキャリアやバッグなどの追加装備が必要です。
KLX250を3年間乗ってみた総合評価
3年間、約9,000km乗ってみて感じたKLX250は、
「何でも快適にこなすバイク」ではなく、「軽さを活かして遊ぶバイク」
だと思います。
高速道路を使った長距離ツーリングなら、大型バイクのほうが圧倒的に快適です。
しかし、下道を走り、山道に入り、ちょっとした林道を走ってみる。
そんな使い方ではKLX250の軽さが大きな武器になります。
燃費も良く、車検もなく、街乗りにも使いやすい。
そして何より「道を選ばず気軽に遊べる」というのがKLX250の魅力だと思います。
KLX250は今買ってもおすすめ?
中古のKLX250を検討している人には、今でも十分おすすめできるバイクだと思います。
特におすすめしたいのは、
- 下道ツーリングが好き
- 林道にも行ってみたい
- 軽いバイクが好き
- 燃費を重視したい
- サブバイクが欲しい
- 自分でバイクをいじるのが好き
という人。
逆に、
- 高速道路を頻繁に利用する
- 長距離を快適に走りたい
- 大型バイクのような余裕が欲しい
- 積載性を重視する
という人には、KLX250よりもツアラーや大型バイクのほうが向いていると思います。
まとめ|KLX250を3年間乗って分かったこと
KLX250を3年間、約9,000km乗ってみました。
私の使い方では、燃費は30km/Lを下回ることがなく、下道ツーリングでは十分なパワーがありました。
一方で、高速道路では車体の軽さから風にあおられやすく、追い越しでは250ccらしいパワー不足を感じます。
また、シートが硬いため長距離ではお尻が痛くなり、私の場合は1日400kmくらいが限界でした。
それでも、軽くて取り回しが楽で、街乗りからツーリング、林道まで気軽に楽しめるKLX250は、サブバイクとして非常に面白いバイクでした。
3年間所有してみて改めて感じたのは、
「快適さよりも、バイクで遊ぶ楽しさを重視するならKLX250はかなり面白い」
ということです。
これから中古のKLX250を購入しようと考えている人の参考になれば嬉しいです。

